メンタルヘルスの不調になる人

平成22年の「企業におけるメンタルヘルスの実態と対策」(財団法人労務行政研究所)の調査によると、メンタルヘルスの不調を訴える人の数は年々増加傾向にあり、特に20代、30代の年齢層の労働者に多く見られるとのことです。

30代になると会社で任される業務の難易度や要求度が高くなり、リーダー的な位置づけとして後輩の指導も期待されるようになってきます。

それによって役割や責任が重くなって気軽に相談できたり悩むを打ち明けられる環境が減少し、以前のような職務上のゆとりがなくなることでストレスが増加してメンタルヘルスが悪化していきます。

また中間管理職の労働者は上司からの圧力と部下の要望との板ばさみになり、精神的に疲弊することが考えられますので、こうした役職の労働者のメンタルヘルス不調には注意が必要となります。

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