退職金

退職金とは、文字通り労働者が退職する際に功労報償の意味合いをこめて会社側が恩恵的に支給するものを指します。(「退職金」、「退職手当」など呼び方は会社によってさまざまです)

退職金は給与(=労働の対価として支給するもの)ではありません。
また、必ずしもすべての会社に退職金が設けられているというわけでもありません。
慶弔見舞金や家族手当のように制度化するか否かや、金額などはすべて会社側に委ねられています。

退職金画像 ただし会社として退職金制度を設けるのであれば、キチンと就業規則退職金規定などで明文化することが大事になってきます。

というのも、退職金を支給することを労働者に謳いながらも、支給対象となる退職者の条件(勤続年数など)や支給金額の決定方法などを曖昧な状態にしておくと、その者が退職した際に「未払い残業代問題」のような労働紛争になりかねないからです。

退職金制度を導入する際には、支給条件や金額の算定方法などは最低限明文化しておくことをおススメします。

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