社会保険の手続き先

社会保険(健康保険&厚生年金保険)のさまざまな申請や届出を行う窓口は、その事業所が加入している健康保険の種類によって異なります。

会社規模の小さい中小企業などが主に加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)に加入している事業所の場合、被保険者の資格の取得や喪失、定時決定随時改定の算定届などの各種申請先は所轄の年金事務所となります。また保険料の納付先も同様です。

ただし、健康保険の各種保険給付(傷病手当金出産育児一時金、高額医療費の限度額申請など)については協会けんぽが申請の提出先となります。

一方で会社がそれぞれ独自に健康保険組合に加入している場合は、被保険者資格の取得や喪失の手続き、算定届けなどは原則的に一括してその健康保険組合が提出先となります。

ただし、ここで注意しなくてはならないのが、上記書類とは別の年金関係の書類(国民年金第3号被保険者資格取得届、年金手帳再発行申請、など)は所轄の年金事務所が提出先となるというところです。
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