試し出勤制度とは

メンタルヘルスの悪化などで療養休職していた労働者から復職の意思表示をされ、検討した結果完全復帰できるほどではないものの、社会復帰に向けた訓練の一環として外界に触れたり、部分的に業務に就かせることを「リハビリ出社」(=試し出勤制度)といいます。

リハビリ出社という言葉はその概念がまだ社会的に確立されているわけではありませんが厚生労働省によって次のような内容や制度が奨励されています。

模擬出勤

通常の勤務時間と同様の時間帯において、短時間もしくは通常の勤務時間で模擬的な軽作業や打合せを行います。

通勤訓練

自宅から会社の付近までの通常の通勤経路にて移動をし、そのまま会社の近くで一定時間過ごした後帰宅します。

ためし出勤

復職の判断の目安の把握を目的として、試験的に一定期間会社に出勤し、軽作業を行います。

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