労働争議とは

労働争議とは、労働関係の当事者となっている使用者(会社)と労働組合との間において、双方の意見が一致しないために争議行為が発生している状況、もしくは発生する恐れがある状態のことをいいます。

労働関係調整法の役割

労働関係調整法とは、労働争議の予防、解決を図り、産業の平和を維持することを目的として作られた法律で、労働基準法、労働組合法と並んで労働三法のひとつとされています。

この労働関係調整法は起きてしまった労働争議は労使間の自主的な解決を原則としながら、斡旋(あっせん)・調停・仲裁・緊急調整の4つの調整方法や、争議行為の制限や禁止事項を規定することで労働争議の穏便な解決を図っています。

争議行為とは

争議行為とは、労働組合が自分たちの要求(労働環境の改善など)を実現するために、集団的に労働を拒否する行為のことをいいます。

具体的にはストライキ、ボイコット、ピケット(事業所の入り口などを固めて、スト破りを見張ること)、サボタージュ、残業の拒否などがこれに該当します。

給与計算代行のライト社会保険労務士法人・トップに戻る