高齢者の就業率

2014年の統計ですと、日本の高齢者(65歳以上)の就業率は20.8%と、欧米などの主要国と比較しても最も高い水準となります。また内閣府の調査によれば、2013年において60歳以上の就業者のうち、70歳以上まで働くことを希望している人の割合が約7割となっています。

日本の高齢者の働くことに対する意識が他の国と比較しても高いのは「収入を得るため」という金銭的動機が最大の要因となっているようですが、その他にも「社会に参加していたい」という意欲や、「何か生き甲斐を見つけたい」という探究心が強いことも一因となっているようです。

日本では年齢に関係なく意欲や能力に応じて働き続けることができるように、高齢者の就業が促進されています。今後は高齢者が第一線で働き続けられるような雇用環境を整備することが会社には求められます。

【高齢者就業率の国の比較】(2014年)
高齢者の就業率画像

※資料引用:OECD.Stat より瑞穂総合研究所作成

給与計算代行のライト社会保険労務士法人・トップに戻る