メンタルヘルスの重要性

近年、仕事によるストレスから心の健康のバランスを大きく崩してしまう労働者が増えてきているとされています。厚生労働省が実施している労働者健康状況調査の最新のデータでは、「メンタルヘルスの不調によって1か月以上連続して休業、もしくは退職してしまった労働者のいる事業所の割合」は8.1%と、1割近くの水準まで達しており、前回調査(2007年)度の調査時の7.6%からも上昇しています。

また厚生労働省公表している労災補償状況においても、2014年度のメンタル障害に係る労災の請求件数が1,456件、支給決定件数が497件と、ともに過去最高の件数を記録しています。
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メンタルヘルスの不調は働く人の業務遂行にも影響が出てきます。またそれが原因で職場を離れざる得なくなってしまった場合には、回復や職場への復帰まで相当の時間を要することが多いです。

身体の健康とともに心の健康を保つことは、労働者個人個人のみならず会社の事業活動にとっても非常に重要な問題に年々なってきています。これにより事業主は労働者のメンタルヘルスケアに積極的に取り組むことが求められるようになっています。

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