管理職とは

会社という組織は一般的に、営業、製造、事務、総務というようにさまざまな部署に分業されて成り立っています。またそれぞれに部署ごとに「一般社員」「管理者」といった階層に分けられていることが多いといえます。

業種や会社の規模によって設けられている数や名称に違いはあれど、この管理者とは部長課長係長といったポストのことを指します。

これら管理者の役割は、任されている部や課をまとめ上げ、ヒト、モノ、カネといったさまざまな経営資源を活用しながらその部や課の目的を果たすことといえます。

管理職の主な仕事

管理職の役割は、所属している部署の計画の立案、部下の育成、業務分担の調整、就業管理などとなります。具体的には次のとおりです。

【部門目標・計画】
会社の方針を基に、「いつまでに何をするのか」といった計画を立てることです。そしての計画を部下に周知し、部下ひとりひとりの目標も示してあげることも重要になってきます。

【業務の管理・調整】
仕事を計画し、それを部下に割り当て、調整することです。そのためには部下ごとの目標や力量を正確に把握しておく必要があります。

【部下の育成、指導】
管理職が永遠に今の会社にいれるということは不可能です。そのためにも後継者の育成し、また部下の教育や指導を行い、社内の戦力を整えることが大事になります。

【就業時間の管理】
部下の勤務時間、欠勤、時間外労働の管理や休日出勤の命令など、就業時間に関するあらゆる管理をします。そのためには労働基準法などの労働関係のルールの最低限の知識を持ち合わせておくことも重要になってきます。

【職場環境の整備】
部下が期待されている結果を出すためには、仕事に集中しやすい職場環境を整備することが重要です。管理者として部下や同僚と協調性ある人間関係を築き、安心して働くことができる雰囲気を作ることも大事な仕事になります。

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